【設備】キッチン導線からキッチンタイプを考える~2列型の採用に至るまで
今日もお疲れ様です。
都内勤務のサラリーマン、ヨージです。
前回記事から、キッチン設備について検討中。
グラフテクトを採用することに決め、次はキッチンタイプ選びです。
ヨージ家のコンセプトは「眺望を活かす」と「開放感」です。
↓前回記事はこちら
キッチンの回遊導線からの検討アプローチ
先行して検討していたキッチンの配置決定の際に、
キッチンはリビングに対面させることにしていたので、
グラフテクトの採用を決定した際、
11こあるグラフテクトのレイアウトの中から、
まず設計士さんに平面図に持込予定のダイニングテーブルと共に
一般的なキッチンタイプであるペニンシュラタイプを書き込んでいただきました。
この図面を見た時に、妻が一言。
「なんか・・・キッチンからリビングに行きづらくない?」
妻の言っているキッチン⇒リビングの導線というのは、
ペニンシュラのキッチン+ダイニングをはめ込んだ場合、下記の2パターンです。
- 一度廊下に出てリビングへ
- キッチン台からテーブル大回りしてリビングへ
1.だと廊下に出た際に、一度リビングへの視界が途切れる。
2.だと確かに非効率に感じそうなくらい大回りが必要でした。
キッチン間口の長さを考える
グラフテクトのペニンシュラは間口が2300、2450、2600、2750と選択できるので、
間口を小さいサイズを選んで、2.の導線を少し短くすることも検討できたのですが、
当時住んでいたマンションで利用していたキッチン(ペニンシュラタイプ)と比較して
使い勝手を考えた時に、間口もあまり小さくしすぎたくないなーと思いました。
キッチンタイプをアイランドタイプにして、
家電棚との間をあけて、新たな導線を確保する1.’案も考えましたが、
間口を確保することを考えると、窓ギリギリまでダイニングテーブルがきてしまい、
2.の回遊導線が確保でりそうなので却下。
また、ヨージが持込予定のダイニングテーブルは
最大5人掛けで一般的なサイズより少し小さめのものだったので、
もし将来的に6~8人掛けのもう少し大きいダイニングテーブルに変更
したくなった場合、
DKいっぱいにダイニングテーブルを配置することになり、
2.の回遊導線は利用できなくなる可能性もありました。
二列型という選択肢
間口の長さを選ぶか、リビングまでの導線を現状図面のままで良しとするか。
悩んでいた時に思い出したのが、
グラフテクトのショールームを訪問した際にスタッフの方に言われた言葉でした。
「日本は家の大きさの問題などもあり、ペニンシュラタイプの家が多いのですが、
海外は色々なキッチンのレイアウトが利用されています。
グラフテクトは、どのキッチンタイプを選んでも2つのプライスなので、
デュエ(≒二列型キッチン)とかテーブルがついてくるレイアウトは、
本当にお得なんですよ。」
”お得”のキーワードに弱い妻。
「デュエ(二列型キッチン)がいいんじゃない?」
ということで、平面図に書き込んでみてみると、
4つの良いポイントが生まれました。
【二列型のメリット~ヨージ家の場合】
- 二列型は流しとコンロ部分が別々になることで、
流し台+調理台の間口が短くなり、
横にダイニングテーブルを置いても余裕のある配置に。 - 流し台部分をアイランドキッチンのように配置できるので、
リビングに抜ける導線も新たに確保可能に。 - コンロ部分を壁側に配置するため、レンジフードも壁側に配置でき、
排気効率的にもよさそう。 - 二列になったことでキッチン単体の収納量が増え、
バックセットのコストが抑えられそう。
ところが、設計士さんから、二列型のデメリットについても教えていただきました。
【二列型のデメリット】
設計士さん「二列型キッチンって、かっこいいので、
モデルルーム等でよく使われたりするんですが、
流しとコンロが別なので、その間の通路がかなり汚れるんですよね。
切った野菜をフライパンに入れる時とか・・・。
掃除が大変というスタッフからの声が多いんです。一応言っておきますね・・・」
おお!実際のユーザーの声、大事ですね。
ヨージ家のキッチンタイプ最終決定
二列型のキッチンは、ヨージも妻も、当然使ったことが無かったので、
実際に二列型を利用している方のブログ等を読んだりと、情報収集に励みました。
その結果・・・
最終的に「デュエ(二列型)採用!」
となりました。
もともと、小さい子どもがいることもあり、
キッチンダイニングは二列型関係なく床は汚れるし、
もともと妻もキッチンフロアの素材を
フローリングではなくビニールなど掃除しやすいものにしたい
という話をしていたので、
二列型でキッチンの床は汚れてもやむなし!
とすることにしました。
キッチンの最適な通路幅とカウンター有無
ちなみに、グラフテクトのショールームでヨージが思っていたこと。
「カウンタ―キッチンでハイチェアに腰かけてモーニングとか、おしゃれだな」
この話を妻にしたところ、キッチン通路幅を考慮すると悩ましいとのこと。
どういうことかというと、
二列型キッチンを採用したことにより、
当初食器棚(≒バックセット)想定だった幅が、コンロの設置により広がっており、
カウンターも設置すると、流し台側も幅が広がるので、
キッチン通路幅が確保できなくなるのではないか?とのこと。
諦められないヨージは、キッチンの通路幅についてもう少し調べました・・・。
インターネット検索で出てきたのは、下記の結果。
- キッチンに立つのが1人であることが多ければ、80~100cm程度。
- 複数人で立つことがあるのであれば、100cm以上
ヨージの当時住んでいたマンションのキッチン通路幅は90cmで、
特に問題を感じたことが無かったので、90cm以上あればOK!と確認。
その上で、カウンターを設置して、椅子を置いても窮屈じゃないか?
もう一度グラフテクトのショールームへ向かいました。
実際のものを見ながら、幅を図って、本当に窮屈か?確認すると・・・・
キッチン通路幅100cm確保しても、窮屈じゃない!
という判定をヨージとしてはしました。
妻もこのヨージのこだわりぶりに呆れ・・・
「朝食なんて朝バタバタでほとんど食べないくせに・・・」
「隣にすぐダイニングテーブルあるのに、なんでカウンターいるの・・・」
と言いながら、しぶしぶOKしてくれました。
「お客さんがきて、たまーーに5人のダイニングチェアで座りきれないときあるじゃない?その時に利用できるよ!」
という、ほとんどないシチュエーションを想定してフォローしつつ(笑)
なにはともあれ、海が見える家のキッチンは
カウンター付き二列型キッチンに決まりました。
それでは。