【間取り】収納量シミュレーションでスペース充足度を確認する
今日もお疲れ様です。
都内勤務のサラリーマン、ヨージです。
間取り検討が最終局面にはいってきました。
前回は生活導線の観点から間取りをチェックしましたが、
本日は収納スペースが現在の想定で充足するか?を確認します。
ヨージ家のコンセプトは「眺望を活かす」と「開放感」です。
↓生活導線の確認&現時点の間取りはこちら
ヨージ家に必要な収納スペースの考え方
ヨージ的には、収納についてあまり考えておらず、
「開放的な部屋がいいから、部屋をできるだけ広く取るのが最優先!」
(≒収納スペースを配置する余地がどんどん減っていく検討ばかりする)
なんてことをノンキに言っていたのですが、
生活しやすさや、効率について気になる妻から
「何言ってるの!持ち物が多いのはヨージでしょ!!」
と雷が落ちました(苦笑)
はい、なにを隠そう、ヨージは物が捨てられない男。
当時住んでいたマンションでも、ヨージの物の収納スペースが足りずに、物がはみ出している状況です。。
主に、何が多いかというと、
- 靴
- 服
- ギター等音楽機材
の趣味の3つですね。(ちなみに、妻自身も趣味で大量の漫画を所有している(笑))
一応、靴や服については、間取り検討の中で考慮して、
広めのシューズボックスとウォークインクローゼットを入れてもらったものの、
本当にこれで充足する?が心配でした。
今度の家は土地が広いので、最終手段としては外に物置を置いて
そこに普段利用しないものを置いておけばいいじゃん、
ということも思ったのですが、
「生活していくうちに、物はどんどん増えるんだから、
入居時点ですでに物置を想定してどうする!」
とヨージ妻に言われまして・・・
確かに、よく使うのにいちいち外の物置に取りに行くのも面倒なものは、
部屋の中に置かないといけないので、従うことにしました。
収納量をシミュレーションする方法
ということで、収納に関する検討リードはヨージ妻です。
現在の間取りが、ヨージの目指す「開放感のある部屋」を実現しつつ、
下記が実現できているか、確認してくれました。
- 実生活上、必要なものが必要なタイミングで手に届く場所にあるか?
- 収納量は充足しているか?
シミュレーションステップ
妻の検討の様子を見ていると、こんな感じでした。
- 当時住んでいたマンションの平面図を引っ張りだす
- 五角形の家の収納スペースを確認して面積を比較
- 当時住んでいたマンションの各収納スペースに収納しているものを
リストアップして洗い出す - 五角形の家の各収納スペースを書き出して、
NO.3で洗い出した、収納が必要なものたちを、
実生活をイメージした時に、五角形の家のどの収納スペースに
入れる必要があるかを割り振る - 今後、年間でモノがどれくらい増えていくのかをイメージする
収納スペース×収納物のマッピング結果
五角形の家の部屋別の主な収納スペースと収納物について
マッピングをした結果、
生活上必要なものについては、
今想定している収納スペースで一応入るのではないか・・・
と、ざっくり確認することができました。
【2階】
- リビング:収納なし(持込予定のTVボードの引出しは有。DVD等)
- バルコニー:収納なし
- キッチン:引き出し&吊戸棚、家電棚
(収納物)食器/調理器具/ごみ箱 - ホール:納戸
(収納物)本棚/ギター等音楽機材/スノボ等の趣味用品
タオル類/トイレットペーパー替え等洗面用品/掃除用具
防災グッズ/ストック用食材/その他の雑多なものたち
【1階】
- 主寝室:ウォークインクローゼット
(収納物)服/靴のストック - 子ども部屋:クローゼット
(収納物)子どもの着替え/おもちゃ/保育園グッズ等 - 和室:吊押し入れ
(収納物)客用布団セット/アイロン等 - 風呂/洗面室:①キャビネット②洗濯機上収納
(収納物)①タオル類/下着・寝具/掃除用具/洗濯カゴ
②洗濯用品/詰替用品ストック - 玄関ホール:シューズボックス
(収納物)靴/傘/スリッパ
ヨージ夫妻は、このシミュレーション結果をモノに、
将来的にこれ以上モノが増えたら、利用頻度が低いものから、
外の物置に移動する作戦を実施することで、合意しました。
#将来的に、ヨージ&妻の趣味のモノ、子どもに関するモノたちが増えすぎたら、
ちゃんと断捨離してバランスをとっていくことも含めて、確認しました・・・・
収納量シミュレーションは詳細設計以降にも活用可能
このタイミングで、どこに何を置くか?をイメージできたので、
この後の詳細設計(インテリアや細かい設備まわり)や引越しに向けた準備の時にも
非常に役に立ちました。
- キッチンの食器棚の大きさ、
- 洗面台は鏡裏キャビネットが必要か?
- オープン収納にする余裕があるか?
- 引越しの荷造り時に合わせて行う予定だった断捨離の量の確認
- 追加の収納棚(家具)の購入必要性有無 等々
このタイミングで、
具体的な生活をイメージしたシミュレーションができてよかったです。
収納量シミュレーション結果と実態はどうだったか
現在、ヨージはこの新居に居住していますが、
収納量は本当に”ピッタリ!”です。
正直にいうと、実際に新居に引っ越したばかりの時は
ビックリするほどモノがあふれて、
「あれ!?シミュレーションしたのになんで!?」
という状況になりました。
おそらく、以前住んでいたマンションでは
収納スペースにモノをギュウギュウに詰め込んでいて、
それを引っ越し直後、あまり整理されない状況でとりあえず入れてみたら、
前々入らなかった、というオチでした。
現在は、色々と収納方法を見直して、ちゃんと全部入りましたが、
やはり、間取りに余裕があるのであれば、少し広めに収納スペースを取っておくことに越したことはないですね。
自分がモノを年間どれくらい増やしそうか、どれくらい捨てられるか?というところもシミュレーションの際にしっかりイメージしておけるといいのかなと思いました。
開放的な空間を実現するために、収納といった実生活とデザインのバランスの検討、重要ですね。。。
それでは。