サラリーマンは海が見える家で暮らしたい

最難関!照明計画の検討プロセスまとめ

今日もお疲れ様です。

都内勤務のサラリーマン、ヨージです。

 

内装検討・外装検討が着々と進む中、

並行して照明計画の検討を開始することになりました。

 

実は、ヨージは照明計画が今回の注文住宅検討の中で、

最も難しく、本当に大変だったので、

検討プロセスをまとめておきたいと思います。

 

ヨージ家のコンセプトは「眺望を活かす」と「開放感」です。

 

 

衝撃の分厚い照明カタログから検討スタート

内装検討が始まって間もない頃、

設計士さんから、超分厚いKOIZUMI照明のカタログとともに、

 

「ヨージさん、これから、

どこにどの商品を採用するか、決めていきますね」

 

というお話をいただいました。

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いつも通り、知識のないヨージは、

とりあえずご用意頂いたカタログをパラパラ見させていただくと、、、

 

「え、、、ダウンライトだけで、こんなに種類あるんですか!?」

「何が違うんですか!?!?」

 

といった状況に。

 

もちろん、設計士さんから照明計画案をいただいたのですが、

このままでは、それが良いのか悪いのか判断できない・・・

 

ということでかなり悪戦苦闘することになりました。

 

照明計画の作り方 ~ヨージの場合

ヨージは知識は全然ないのですが、

照明はこうしたい」と考えていたことがいくつかあったため、

かなり自己流で、照明計画を作ることになりました。

 

【ステップ①】照明計画が必要なエリアを決める

すべてのエリアを決めるとなるとかなり大変ですが、

実はしっかりとした検討が必要なエリアは限定的にすることが可能です。

 

ヨージは、当時住んでいた海が見えるマンションで利用していた

照明器具をいくつか、海が見える家にも持込予定でした。

 

持込予定の照明器具を採用したい場所については、

「取付器具を設置してください!」

という依頼だけでOKです。

 

ただし、持込予定の照明器具に適合する取付器具

しっかり発注することが重要です。

 

ちなみに、ヨージはしっかり確認せずに取付器具を依頼して、

取付時に違いに気づくという失敗をしました(汗)。

 

また、浴室はユニットバスの場合

照明器具が付属していることもあるので、検討対象外になる可能性があると思います。

 

【ステップ②】各部屋ごとに必要な明るさ・色を決める

ヨージはベースとして、暗め×電球色の照明が好みです。

 

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海が見えるマンションでも、

入居当時すべてのダウンライトが「昼白色」だったのですが、

すべて「電球色」に変更して利用していました。

 

照明は基本的に夜に利用するものであり、

夜は仕事も終わり、癒されタイムなので、

落ち着く明度・色を採用したいと考えていました。

 

ただ、ヨージ妻は漫画が趣味なので、

ヨージ妻が趣味の漫画を読む部屋はしっかり明かるさを確保しないと、とか

洗面室で準備するときに顔色がよく見えるような照明がほしい、とか

 

利用シーンによってしっかり明るさが必要な場合も当然あるので、

 

各部屋ごとに利用シーンを想像しながら、必要な明るさ・色を考えました。

 

【ステップ③】特別な仕様が必要な場所を特定する

様々な施工事例を見たり、生活のシミュレーションをしてみると、

 

  • 間接照明を入れたい場所
  • センサーを設置したい場所
  • 調光ができるようにしたい場所
  • 色を切替できるようにしたい場所

 

といった特別な仕様が必要になる場所が出てきます。

 

そういった照明は逆に採用すべき照明器具などが限定的になるので、

照明の選択自体は比較的容易にできるかと思いますので

先に検討しておきました。

 

【ステップ④】屋外照明とのバランスを考える

ヨージは土地+建物で予算がいっぱいいっぱいになってしまったので、

外構にはあまり予算を割り当てられなかったのですが、

 

将来的にDIYで庭の植栽たちをライトアップして、

家から眺めたいなぁ・・・(旅館みたいに・・・)

という野望がありました。

 

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そういった要望に備えて、

屋外にコンセントを設置しておくことはもちろんなのですが、

 

家の中から庭のライトアップした植栽をきれいに見るには、

 

  • 屋内照明の窓への映り込みを防ぐ
  • 屋内を明るくしすぎない

 

等の工夫が必要になるため、

屋外のライトアップを見たい場所や方角を意識しながら

照明器具を選択しました。

 

【ステップ⑤】専門家の意見を聞きながら照明の種類・明るさを調整する

照明はあまりにも、種類、専門用語(ルーメン、ルクスとか)、検討項目(明るさ、光のアングル、色、納まり、等々・・・)が多すぎて、素人のヨージには限界があると感じました。

 

そこで、今までのステップで検討した内容をベースに、

照明プランニングをしていただきました。

 

ヨージは下記で照明計画を作成してもらいました。

 

なるほどな!と思ったり、

それはこういう風になってしまうのか・・・など、

検討の土台ができるとイメージがしやすくなるので、とっても重宝しました。

 

ただし、ヨージ的には皆さんかなり明るめに照明の提案をしてくださった印象なので、

そのまま鵜呑みにせずに、必ずショールームで最後確認した方がいいと思ったのと、

 

フロアスタンドなど、インテリアで照明を別途計画している場合は、

この照明計画の中でも考慮してもらうことが必要だと思いました。 

 

【ステップ⑥】メンテナンスを踏まえて設置場所を調整する

階段エリアで、

照明器具の取付にヤグラが必要になってしまう場所にしてしまったり、

高天井の部屋で、

取換え作業ではしごの届かない場所に照明を設置してしまったり、

 

ということはよくある失敗だという話を検討する中でよく耳にしました。

 

最近はLED照明が多く、取り換え頻度が低いとはいえ、

ヤグラなどの設置が必要になった場合、結構なコストがかかるらしいので、

気を付けていました・・・

 

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【ステップ⑦】ショールームで明るさを最終確認する

 ●畳の部屋に●ルーメンの●色の照明が●個設置

した場合の明るさや雰囲気について、自分はどう感じるのか???

 

もう、これはショールームに行くしかありませんでした。

色々なシミュレーションができる部屋があり、

最終確認に訪問して、

 

「よし、明るさは大丈夫だ!」

 

と照明計画の決定に自信が持てました。

 

【ステップ⑧】配線計画を確定する

決めた照明に対して、配線計画を組み込むことはもちろんですが、

壁に設置したいインテリアに照明を施したい・・・など要望がある場合は、

配線計画に組み込んでもらう必要があるので、

 

どういうインテリアを設置するか?(将来も含め)を

イメージする必要がありました。

 

 

いやはや、長くなりましたが、

照明計画をつくらなくてはならない、と分かったとき、

はじめにまずはインターネットで照明計画について調べたのですが、

あまりヒットしなかった気がしました。

 

皆さん、あまり苦労されずに決定できているんでしょうか。

本当にすごいです・・・

ヨージは難航しすぎて頭がショートしかけていました・・・

 

それでは。

 

  

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