サラリーマンは海が見える家で暮らしたい

勾配&高天井の2階リビング照明を考える

今日もお疲れ様です。

都内勤務のサラリーマン、ヨージです。

 

前回に引き続き、照明について検討中。

 

本日は照明計画の中で最も難航した

2階リビングの検討ポイントについて記載します。

 

 

照明専門家相談に向けた事前準備

ヨージは照明専門家への相談は、

各部屋の要望についてある程度まとまってからしようと考えて、

1階については間接照明についてなど、

いろいろと要望イメージが固まりつつありました。

 

↓前回記事はこちら 

umigamieruie.hatenablog.com

 

しかし、海が見える家で計画している

「勾配&高天井」の2階リビングについては、

 

どれくらい照明をつけたら明るさが十分確保できる?

 

が素人ヨージには全くイメージできず。 

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前回記事で紹介した参考図書とともに、インターネットで発見した

大光電機さんの「吹抜照明」カタログを熟読させていただき、

 

天井高が高くなるほど必要な灯数が増えることや、

高天井の部屋で快適な明るさを感じるために必要なポイントがわかったのですが、

 

では、それをどう実現するか?で行き詰りました。

 

困ったヨージは、

 

よし、照明専門家に提案してもらおう!

 

と2階リビングに関しては、特に要望を伝えることなく、

PanasonicのあかりプランKOIZUMI照明の照明コンサルティング

臨むことになりました。

 

高天井リビングの照明計画

照明計画を検討していた時期はコロナの影響もあり、

まずは、照明専門家の方からはメールベースでの照明プランを提示いただきました。

 

その結果、下記の2パターンの案をいただきました。

 

ダウンライト6個とスポットライトを併用するプラン

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ダウンライト4個とブラケットライトを併用するプラン

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やはり、ダウンライト+α、といったプランになるのかな、

と思いながら、いただいたプラン拝見していたところ、

 

照明専門家の方から後日、こんな話がありました。

 

「最近のLED照明は、交換の時に電球だけでなく器具ごと交換します。

3M以上の高天井の交換作業になると、

ハシゴで届かないので、

ヤグラを立てるなどの別途費用がかかる可能性があります。」

 

なにー!!

海が見える家の2階リビングは一番高い部分で3.7mほどを想定しており、

普通にダウンライトを設置すると余裕でヤグラ作業が必要そう。

 

しかもヤグラの費用を聞いてみると、結構かかりそうな雰囲気!

 

10年に1度くらいの頻度とはいえ、ちょっと・・・と躊躇してしまいました。

 

窓の大きいリビングの照明計画

3M以上の位置に照明を設置するとヤグラ対応が必要になるとのことで、

海が見える家の2階リビングの場合は、

 

ダウンライドだけでなく、勾配天井の施工事例でよく見かける

梁部分にペンダントライトやスポットライトを設置するなどもNG

 

と認識しました。(梁部分が勾配天井の最も高い部分になるため)

 

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ダウンライトを利用しない場合、どのような対応があるのか、

照明専門家の方に相談すると、

海が見える家のもう一つの課題を知ることになりました。

 

「ヨージさんの家の2階リビングは大きい窓が壁いっぱいにあるので、

照明を設置できる場所が限られてしまうんです」

 

なにー!!

大きい窓のリビングにそんな影響もあったとは、と驚きました。

 

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通常の吹き抜けの部屋であれば、

ダウンライトの代わりにスポットライトを活用するという案もありますが、

 

海が見える家の2階リビングの壁一面を大きな窓が占めているため、

天井の高さをカバーするほどの灯数を設置する場所の確保が難しかったのです。

 

ダウンライト以外の照明計画を検討する

ここまでの制約条件の中で、 

ダウンライト以外の照明計画を考えたとき、

 

よく施工事例で見かけたのが、高天井用のブラケットライトでした。

 

↓こういう横長の大きいやつ

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しかし!

 

ヨージはどうもこのライトの形が好みではなく・・・

できればこれは利用を避けたい。(笑)

 

悩みに悩んだ結果、編み出したのは・・・

 

TV側の壁を間接照明にしちゃう案でした。

 

実は、照明計画の検討と並行して、配線の計画も少しずつ考えていた際、

TVを壁掛けにするために、少しだけ壁をふかそう、という話をしていました。

 

この、TVを壁かけにするためにふかした壁を利用して、

間接照明を天井に向けて設置すれば、

高天井用のブラケットライトのような明るさを得られるのでは?

ということを考えました。

 

しかし、TVを壁かけにするためにふかした壁の幅だと、

間接照明を設置するには幅が足りない・・・と設計士さんに言われ。

 

リビングを少しでも広くとりたいヨージは

ふかし壁をこれ以上広げないために、

なんとかこのふかし壁の幅でも設置が可能なバータイプの照明器具を探しました・・・

 

その結果、大光電機さんが間接照明に利用できる様々な商品をご用意されており、

ふかし壁が最小限で間接照明の設置が実現できました!

結果、海が見える家の2階リビング照明はこんなかんじになりました。

明るさを補足するダウンライトは勾配天井で3m未満になる部分に並べています。

 

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ショールームで最終確認

色々な人に相談しつつ、考え抜いた

海が見える家の2階リビングの照明計画でしたが、

 

結局最後まで、「勾配天井」で「高天井」なリビングに、

この照明計画で明るさは足りるのだろうか?というのがイメージできませんでした。

 

最後にショールームに行って、シミュレーションルームにてこの辺りを検証してみると・・・・

間接照明明るい!!!

ということがわかり、これで照明は問題ないと確信することができました。

実際に体感するのは、本当に大事ですね。

 

それでは。

 

 

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