サラリーマンは海が見える家で暮らしたい

高天井×二列型キッチンの落とし穴⁉を考える

今日もお疲れ様です。

都内勤務のサラリーマン、ヨージです。

 

内装検討・照明計画が着々と進む中、

並行して設備系の詳細仕様も検討が始まりました。

 

本日は海が見える家で採用したグラフテクトの

二列型キッチン回りの詳細仕様について考えます。

 

  

内装検討でキッチンについて考えたこと

グラフテクトで二列型のキッチンを採用する、というところまでは以前検討していましたが、詳細の仕様については決めていませんでした。

 

↓キッチンの設備決定時の検討記事はこちら  

umigamieruie.hatenablog.com

 

内装検討時にヨージがキッチン回りについて検討したことはこちらです。

  1. レンジフード
  2. バックセット
  3. 不燃パネル
  4. キッチンの色・加熱器・食洗器・水栓

ヨージは2階LDKに高天井オプションをつけることにしているので、

キッチンの天井高が2700を想定していました。

(リビングはさらに勾配天井で天井を高くして3700程度)

 

実は、この高天井オプションがキッチン回りの検討を難しくさせるポイントだったとは、当時のヨージは知る由もないのでした・・・。

 

高天井オプション×二列型キッチンの落とし穴

さて、キッチンの仕様を決めるために、

設計士さんとIC(インテリアコーディネーター)さんとグラフテクトのカタログを見ながら、かなり色々と議論することになりました。

レンジフード

二列型キッチンでは、レンジフードを設置する場所は壁側。

キッチン台の高さと蒸気や匂いを集める性能面を考慮すると、

天井高とかなり間が空いてしまうとのことでした。(50cmくらい)

 

 

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 グラフテクトで選択できるレンジフードは

背壁用、横壁用、天井付用から選択できますが、

いずれにせよ天井高が高すぎてこのままだとうまく対応できません・・・

 

対応策としては、

  1. 高天井に対応できるレンジフードをグラフテクト外で探す
  2. 間が空いてしまう部分を包むように造作いただく
  3. 特に何も対応しないで良しとする
  4. 天井高を一部下げるor天井高オプションをやめる

がありました。

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3Dマイホームデザイナーでこれを再現してみてみたところ・・・

1.2. はいずれにせよ間があかず天井までずーっと長くつながれる形になりますが、

つないだところが長すぎてあまりしっくりこず。

 

3.は間が空くことでレンジフードの間が空く部分にほこりが溜まって

メンテナンスが大変かもしれないとの話もいただいたのですが、

それさえクリアできれば、

ヨージが選択しようと思っていた黒のレンジフードだと、

見た目的にちょっとオブジェっぽくてかっこいいかも!と思いました。

 

 ちなみに、4.は天井高にこだわるヨージとしては選択肢としてほぼ存在しませんでした。

 

ということで、グラフテクトの黒のレンジフードを、

高天井によって発生する間は気にせずにそのまま採用することにしました。

 

バックセット(食器棚)

レンジフードと同じような問題がバックセットについてもありました。

 

当初ヨージはバックセットで

グラフテクトの吊戸棚(ウォールキャビネット)を採用しようと考えていたのですが、

吊戸棚が妻の手の届く位置ということを考慮するとかなり下の方に配置せざるを得ず、

天井との間が空いてしまうのです。

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3Dマイホームデザイナーで確認すると、

天井との間が空くことで、バックセットの吊戸棚がかなり目立つなーと。

 

グラフテクトで選択できる吊戸棚はシンプルな縦長の長方形なのですが、

この縦長長方形の形はかなりヨージの中で「よくあるキッチン」の形であり、

もともと、キッチンは

「リビングに対面させる配置でリビングから見た時に生活感が出ないようにしたい」

と考えていたところからすると、

この吊戸棚の形から、”生活感”を感じてしまいました。

 

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妻に確認したところ、収納シミュレーション上は、

吊戸棚は最悪なくても何とか食器類は収納可能とのことだったので、

このことから、グラフテクトのバックセットはベース部分のみお願いすること。

 

グラフテクトの吊戸棚の採用はやめて、

このエリアに飾り棚やその他家具を置くことを別途検討することにしました。

 

不燃パネル

 加熱器を設置する回りには、不燃パネルの設置が必要とICさんから助言いただき、

最低限必要な不燃パネル設置場所を考えました。

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 そうすると、レンジフードを設置する壁が

不燃パネル+壁紙」と途中で途切れてしまい、

不燃パネルの部分だけ急に生活感が出てしまう気がしました。

 

不燃パネルを利用しない場合の選択肢として、

ヨージの大好きなタイルを貼る、ということもできなくはないのですが、

この壁があまりにも広く、ちょっと躊躇・・・

 

ということで、不燃パネルと壁紙をできる限り近い色にしたい!

と思ったときに、

グラフテクトで選択できる不燃パネルが実際のものを見ると比較的「ツヤ」があって、ヨージが好みの壁紙と調和しない気がしたため、断念・・・。

 

おしゃれな不燃パネルはないかな・・・と色々探していくと、

ここでも「高天井オプション」に対応できる高さの不燃パネルが限られることが発覚!

 

「高天井対応」×「ツヤなし」という限られた選択肢で検討した結果、

最終的にAICAのセラールを選択することにしました。

 

その他の仕様を考える

 いやはや、こんなに高天井オプションがキッチンの詳細仕様の検討に影響するとは、ビックリしました。 

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それ以外の詳細仕様は比較的サクサク決まりました。

 

キッチンの色

石っぽい見た目が好みだったので、

ベトングレーメルクリオのどちらかで、ほかの内装とのバランスを確認後、最終決定することにしました。

 

加熱器

海が見える家はオール電化で検討していたため、

IHの中で、ベトングレーかメルクリオに合いそうなトップのデザインを選択しました。

 

食洗器

迷わずミーレを選択。(今は選択できないですかね?)

当時住んでいた海が見えるマンションでは浅型食洗器を利用していましたが、

全然調理器具などが入りきらずに、結局手で洗う感じになっていたので、

絶対深型にする!と妻が決め込んでいました。

 

水栓

タッチレス水栓は災害があったときに困ることがある、

という噂を聞いたのと、(真相は不明)

見た目が大きくてインパクトがあることから選択肢から外しました。

 

キッチン仕様も無事決まり、一安心です。

 

それでは。

  

  

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