サラリーマンは海が見える家で暮らしたい

【外構】緑化条例に対応したミニマムな外構を検討する

今日もお疲れ様です。

都内勤務のサラリーマン、ヨージです。

 

前回まででヨージ家のざっくり間取り検討と、大型設備の検討が終了。

住宅ローン本審査に向けて、次は外構予算について精査しました。

 

ヨージ家のコンセプトは「眺望を活かす」と「開放感」です。

 

 

外構予算は足りる?を具体化する

ここまでの検討で、

すでに契約時の見積り前提から上振れ要素満載の要望を出しているヨージ。

 

住宅ローンの本審査申請のスケジュールも迫ってきて、

そろそろ減額調整について意識し始めていた時、

見積リストの中にあった

「外構工事費:●●●万円(ご予算取りとして)」の文言が気になり始めました。

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契約当初から、

土地+建物で予算の大半を利用せざるを得ないことはわかっていたので、

外構については、

「庭は育てていく」というスタンスではじめはミニマムで!

と考えていたのですが、

 

インターネットでは、外構工事費は建物全体の10%程度という記事も発見し、

やべえ、全然足りてねえ・・・(汗)」

と焦りモードに。

 

ただ、現在は住宅ローン本審査や建築申請に向けた

間取りや大型設備の検討で精いっぱいのヨージ。

 

このタイミングで外構について詳細検討する余力がないと判断し、

後から「全然足りなかった!」になるのを防ぐ

というところまでをフォーカスして

「ミニマムとは何か!?」をもう少し具体化するところまでを

この段階で実施することにしました。

  

緑化・緑地保全条例に対応する

ヨージが購入した土地の場合、”ミニマム外構”という要素の中に、

緑化・緑地保全条例対応というのがありました。

 

緑化・緑地保全条例とは、ざっくりというと、

自然環境を守ったり、地域の緑化を推進するために自治体が定める条例で、

地域によっては新規に建物を建設する場合に

緑化計画の提出と役所によるチェックが必要になります。

 

ヨージの土地を購入したエリアは風致地区で、

緑化に関しても緑化率や高木・中木・低木の本数等に規定があり、

これを対応するだけでもかなりのコストになるのではないかと懸念されました。

 

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クローズ外構 or オープン外構の方針を決める

外構について調べていると、
クローズ外構オープン外構という考え方があることを知りました。

 

ざっくりいうと、下記のようなことのようです。

  • クローズ外構…目隠しや侵入防止のために高い塀などで敷地を囲った外構のこと
  • オープン外構…クローズ外構の逆で塀などをつくらない外構のこと
  • セミクローズ外構…敷地の一部を塀などで囲った外構のこと

 

ヨージの場合は、

家の中から良い眺望を望める南西の方角に塀などの障害物を置きなくなかったこと、

外構は予算的にもミニマムの対応にしたかったことから、

クローズ外構は除外!だったのですが、

 

眺望を活かした家づくりを目指して、

1階にも寝室や風呂に大きな窓を設置していることから、

玄関アプローチや隣家から、寝室・風呂が丸見えの状態は避ける必要がありました。

 

そこで、セミクローズ外構を取り入れ、

寝室の隣に位置する玄関アプローチ部分に、門柱と兼用の塀、

風呂の窓の外にはフェンスを設置することにしました。

 

擁壁の落下防止対策

ヨージが購入した土地は、擁壁の上に建物エリアがあります。

 

擁壁のおかげで、接道から家の中を見えるといったことは一切なく、

「目隠し」の観点はあまり気にしていませんでした。

 

しかし、擁壁の上に建物・庭があるため、

庭から接道へ落下しないように対策が必要であると感じていました。

 

ただ、前述したように家の中から眺望を望みたいため、

高いフェンスは設置したくない・・・

 

最終的に、

家の周りを生垣風の植栽で囲む

という対応をすることにしました。

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フェンスほどガチガチに落下防止対策はできないですが、

  • 擁壁近くを植栽で囲うことで、立ち入り防止の目印にできること、
  • 高さのコントロールが自分の手入れ次第になること、
  • 緑化・緑地保全条例への対応も併せてできること、

といった観点からの採用です。

 

ちなみに、生垣の対応についてのデメリットは下記2点を感じていました。

  1. 植栽の手入れが大変
  2. 小さい子どもがいる為、庭に出すときは要注意
    (フェンスや塀でしっかり囲っているわけではないから)

 

①については、緑化・緑地保全条例を認識した時点で、庭の手入れ自体が大変になることは覚悟したので、受容

②については、小さい子どもが故に、常に目を離さないでいること、本当に危険だと感じたら、将来的にDIYや追加工事で対応することを覚悟しての選択となりました。

 

理想の庭の妄想は未来にとっておく!

ヨージは広い庭に憧れて、敷地面積が300平米の土地を購入しました。

 

そのため、広いウッドデッキ・・・植栽を照らす美しいライティング・・・

古い外階段のかけなおし、駐車場エリアの屋根の設置、等々、、、

理想の庭について妄想したい衝動に駆られました。

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しかし、今は将来簡単にはやり直しができない建物の方に

しっかり頭とお金を使う!、ということに立ち戻り、

この妄想は未来に取っておくことにしました。

 

と、ここまでのミニマムの要望をもとに、

三菱地所ホームさん経由で外構業者さんを紹介いただき、

見積をとってみました。

 

#ちなみに、ヨージの場合、外構費用も住宅ローンに組込みたかったことから、

三菱地所ホームさん経由での外構業者発注を依頼をしました

 

すると!

それでも出てきた外構の見積もりは、

冒頭の見積リストの中にあった

「外構工事費:●●●万円(ご予算取りとして)」

からはるかに上ブレ

 

ショックです・・・

 

やっぱり、このタイミングで”ミニマム”を

少しでも具体化にできてよかったです。

 

それでは。

 

 

 

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