サラリーマンは海が見える家で暮らしたい

【配置】海が見える家の2階LDK窓(≒眺望)を確定する②

今日もお疲れ様です。

都内勤務のサラリーマン、ヨージです。

 

本日は前回に引き続き、

ヨージ家一番の眺望を望む2階の窓配置確定までに検討したポイントです。

 

思いが強すぎて、記事を書いてみたら長くなりすぎたので、

なんと3回に分けてUP中です。

 

①リビング窓~前編

②リビング窓~後編 ⇐本日★

③リビング以外の窓

 

ヨージ家のコンセプトは「眺望を活かす」と「開放感」です。

 

 

↓前回の記事はこちら    

umigamieruie.hatenablog.com

 

海が見える家の窓掃除について考える

窓を最終確定する際に、考慮するか悩んだのは窓掃除のしやすさです。

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海が見える家は、当然海が近いので、

潮風によって塩が吹きつけられて、

窓掃除が割と頻繁に必要になります。

 

大きい窓があったり、その窓から眺望を楽しみたかったりするのであれば、

なおさら塩で窓が汚れやすい上に、

その汚れが生活する上で気になります。

 

2階リビング窓を家の中から掃除可能にする場合

三菱地所ホームさんから頂いた当初ご提案では、

おそらく掃除の観点も考慮いただき、

窓は6つではなく9つ、

それぞれのラインで3つ並んだ窓の両脇はハンドルで開くようにし、

両脇から手を伸ばせば何とか掃除できるか・・・?といった設計になっていました。

 

↓リビングの眺望のよい方角の壁の展開図イメージ

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でも、ヨージはどうしても、

  • 窓の両脇だけをハンドル式にすることで、
    窓が並んだ時に窓枠の大きさが揃わなくなること
    (真ん中の窓がFIX窓になった場合、窓枠がハンドルがない分薄くなる)

  • 窓のハンドルや窓と窓の間の柱の部分等、
    眺望を途切れさせるモノは極力排除したかったこと

  • 2階の高天井を活かした窓なので、
    そもそも上段の窓については高すぎ&形が複雑なのでFIXにせざるを得ず
    結局窓掃除は外から長いモップで実施する必要があること

が気になりました。

 

ヨージの結論:窓掃除の大変さは受容!

こういった検討経緯から、結局ヨージは、

 

家の中からの掃除を考慮することを諦めて、

眺望最優先!全体的にFIX窓を採用!にしました!

 

掃除は長ーいモップと脚立を買って、頑張ります!

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全館空調なので、空気の入れ替えに、この窓の開閉が必要か?というと、

生活上必須ではないと感じたことも、全面FIX窓の採用の背景にありました。

 

 

高天井窓のカーテン問題

窓を最終確定する際に、次に悩んだのは遮光への考慮です。

 

眺望の良い南西の方角に大きな窓を設置して、

明るいリビングになりそうだな・・・と思う反面、

 

「光が入りすぎて、逆に遮光の仕組みが必要では!?

 

という疑問が浮かびました。

 

高台かつ擁壁の上に土地があるので、

接道や隣家からの視線に対する目隠しのためのカーテン等はいらないなー

と思っていたのですが、

光が入りすぎてまぶしい!

に対する対策が必要かもしれない・・・と思いました。

 

そして、漠然と、

もしブラインド等を設置するのであれば、自動開閉になるだろうし、

見た目的にも、利用しないときは天井に隠せるようにする等、

設計時から考慮しておいた方がよい事項のように思いました。

 

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しかし、この海が見える家の窓の一面は、

勾配天井で斜めになっているので、

遮光についてどんな手段があるのか、イメージができません・・・ 

 

ヨージがいつもお世話になっている仲良しの家具屋さんに、

新居の相談をさせていただいたところ、

勾配天井にカーテンレールの設置は可能ではあるものの、

気になるポイントがあると、以下の話をいただきました。

 

カーテンをつける場合

  • ヨージ家の2階リビング窓はかなり大きいので、カーテンを開けて寄せた時のボリュームがかなり出る可能性が高い

  • 眺望を見るために、普段カーテンを開けておくことが多いことを考慮すると、
    見た目的にイマイチかも f:id:umigamieruie:20210509110918p:plain

ブラインドをつける場合

  • 左右に可動するブラインドを装着する場合、カーテンの場合と同様に寄せた時のボリュームの問題が出る

  • 上下に可動するブラインドを装着する場合、
    ブラインドで隠す範囲がかなり大きい&自動開閉を想定すると、
    機械を付ける設置エリアにある程度の広さが必要になる。

    ⇒ヨージ家の2階リビング窓の現状の配置で、設置エリアが充足するか、
    確認が必要。(家を設計する際に、ここが考慮されておらず、ブラインドを購入されたお客様の家で設置できなかったことが過去にあったとのこと)

 な・・・なるほど・・・

 

そこで、設計士さんに早速ブラインドを設置する場合の設置エリアを確保する場合、
窓配置になにか影響があるか聞いてみました。

 

すると、やはり影響があるとのことが分かり、下記2点の対応を検討しないといけないとのこと。

 

  1. 機械を設置すると、右端の幅が足りないため、
    窓を全体的に左方面に移動する必要がある

  2. 窓を左方面に移動した場合、上段の窓を勾配に合わせて小さくする
    必要があるが、一番小さい窓がこれ以上小さくすることが仕様的に難しいので、
    窓を3つではなく2つにするなど、対応を検討する必要がある

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これだけさんざん検討してきた眺望に合わせた窓配置を

再度調整する必要があるうえに、窓の数も再検討・・・

 

・・・それはちょっと・・・・

 

ということで、ブラインド案も却下することにしました。

 

最終的な対応策

これらの検討から、遮光のために6つすべての窓にカーテンやブラインドをかけることを諦めたヨージ。

 

妥協策として、梁のところにロールスクリーンを設置する、というのがどうかという話になりました。

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確かに窓の配置の再検討も不要で、現実的な案です。

一方、ここまで検討してきて、

 

やっぱりこの窓は何もない方がステキだよな・・・

 

という気持ちも芽生え始めていました。

 

実は、当時住んでいた海が見えるマンションも、

海が見える方角(南)の壁は一面窓で、遮光のためにカーテンを設置していましたが、

生活上、窓を閉めるシーンはほぼ無くて、あまり利用していなかったので、

 

まあ、ここの設置するなら家の構造に影響する話もないし、

入居後、生活してみて、必要だと感じた時に設置しよう

ということにしました。

 

 

イヤハヤ、検討はとっても時間がかかって大変でしたが、

眺望にこだわるからこそ、でした。

 

それでは。

 

 

 

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