配線計画を確定する~コンセント編
今日もお疲れ様です。
都内勤務のサラリーマン、ヨージです。
前回までに大枠の内装検討が完了しました。
本日は照明計画の終盤戦、コンセント位置を考えます。
- コンセント位置確定に向けた検討ポイント
コンセント位置確定に向けた検討ポイント
配線計画、というとコンセントやスイッチの位置を検討していくことが主になります。
設計士さんに用意いただいた「電気配線図」(一般的な配置でコンセント位置や数も設置済)の図面を見ながら、
あーでもないこーでもないを繰り返しました。
コンセント位置は、インターネットでよく見る「注文住宅の後悔ポイント」といった記事・特集の中で必ずランクインされているので、ヨージも気を引き締めて検討に臨みました。
ヨージがコンセント位置を検討する際に考慮したポイントはこちらです。
【前提】コンセントは目立たないところに配置
コンセント位置を検討するときに、まずはベースの考え方を確認しました。
ヨージは戸建てに住んでいる先輩等から、
「コンセントは本当にたくさん設置していた方がいい!」
という話をもらっていました。
確かに、まだ建っていない家をどういう風に利用するかは、
生活開始してみないとわからないから、できるだけ多く、というのはアリです。
一方、ヨージは「コンセント≒生活感」を感じてしまうイメージがあり。
可能な限り日常生活の視界でコンセントが気にならないようにしたいなと考えていました。
ということで、目立たないところに、必要十分なコンセントを設置する!
を目指して検討することにしました。
【1】家電の位置を想定して配置する
まずは確実にコンセントが必要になる家電をリストアップして、コンセント位置を検討します。
①調理器具用コンセント@2階:家電棚
家電棚は3段構成を予定して、各段ごとにコンセントを設置です。
- 上段…オーブンレンジ用コンセント
- 中断…炊飯器・コーヒーメーカー・電子ケトル・ミキサーを想定したコンセント
- 下段…生ごみ処理機・ルンバ基地を想定したコンセント
②ルータ類用コンセント@2階:納戸
納戸には、配電盤含め、各種設定のための機材や掃除機を収納予定のため、コンセントをたくさん設置します。
- 上部:インターネットのルータ、全館空調のHEMS用のコンセント
(LANポート含む) - 下部:コードレス掃除機充電用のコンセント
③加湿器用コンセント@1・2階:ニッチ
寝室とDKにあるニッチは、冬に稼働予定の加湿器を配置することを想定して、コンセントを設置します。(ずっと空調を回してるので乾燥することを想定して。)
④掃除機・ルンバ基地用コンセント@1階:WIC
2階納戸だけでなく、1階にも掃除機があった方がいいかな・・・と思い、WICにもコードレス掃除機充電用&ルンバ基地用のコンセントを設置しました。
⑤ドライヤー用コンセント@1階:洗面
洗面スペースにはドライヤー利用を想定して、コンセントを設置しました。
鏡に付属しているのが理想でしたが、選択したサンワカンパニーの三面鏡はコンセントが付属していなかったので。(サンワカンパニーではコンセントが付属している品番もあります。)
⑥PC用コンセント@2階:スタディスペース
リモートワーク用に、PC等各ディバイスを想定したコンセントを設置しました。
⑦壁かけTV用コンセント@2階リビング
2階のTV設置スペースは壁かけにする予定だったので、TVの設置位置に合わせたコンセントと、持込予定のTVボードの位置に合わせたコンセントの設置が必要でした。
- 上部:TV用コンセント(LANポート含む)
- 下部:DVDプレーヤー用コンセント
なお、壁掛けTVについては、ちょっとした失敗があったのでご紹介します。
壁掛けTVはこんな感じでコンセントを設置するのが一般的だと思います。
↓立体図イメージ
ヨージもその想定で、検討当時は
- 持込予定のソファの座る位置からだと、どこにTVが配置されていると良いか?
- 持込予定のTVやTVボードの大きさはどれくらいか?
くらいを想定してコンセント位置を決めたのですが・・・
実際に海が見える家に住み始めて、TVを光回線で契約したのですが、
TVのあたりに光回線用のチューナー&LANポートが必要だと気付き。
ふかし壁裏の配線ホースに大量のコンセントやらLANケーブルを上に、下に通さないといけないことが発覚。
「こんな量、この細い配線用ホースに通せないよ・・・」
と涙涙で頑張って、ギリギリ必要な分の配線を通すことに成功したのでした・・・・。
壁掛けTVを予定している人は、将来契約しようとする地デジの接続方法も踏まえて、配線用ホースに何本くらいとおすことを想定するかを考えておくことをお勧めします・・・。
【2】家具・スタンドライトの配置を想定して配置する
せっかくコンセントを設置しても、家具で隠れて利用できないようだと困るので、図面に想定している家具を書き込んで、コンセントの位置を検討しました。
特に、スタンドライトを置くことが想定される位置は洗い出して、コンセントが漏れないように、と考えたりしました。
(最近はコードレス照明が増えてきたので、あまりいらないかもしれないですけどね)
この中で少しこだわったのは、エントランスの階段下照明用コンセントです。
エントランスにスケルトン階段を設置したので、せっかくなら照明を階段下において、エントランスに奥行を広く見せられるようにしたいと考えていました。
エントランスの照明はセンサーライトにして、帰宅時にスイッチを押さずに明るくなるようにしていたのですが、階段下照明も、そのセンサーに連動するように配線計画をたていただきました。
【3】生活導線をイメージして配置する
固定の位置でコンセントが必要にならなくても、生活する中でコンセントがあると便利な場所を想定して、コンセントを設置しました。
例えば、下記のような箇所です。
- 携帯を充電しながら寝たいので、寝室の枕元にコンセント設置
- 調理台で電化製品(ホームベーカリー等)を利用することを想定してコンセント設置
この中で少しこだわったのは、ダイニングのフロアコンセントです。
ヨージ家の場合、妻がダイニングテーブルでノートPCを使って仕事をすることが多かったのですが、壁に設置したコンセントにPCケーブルをつなぐと通路を遮ってしまうため、避けたいと思いました。
とはいえ、ダイニングテーブル脇にあるグラフテクトのキッチンには電源が付属していないので、どこにコンセントを設置すればよいか・・・
悩んだ結果、ダイニングテーブル脇にフロアコンセントを設置して、
PCケーブルを接続できるようにしました。
【4】クロスや将来購入予定の照明などに合わせて微調整
最後にコンセントの微調整を行いました。
客間の黒いクロスに合わせたコンセント
以前の記事で紹介した通り、客間のクロスを黒にしたのですが、
三菱地所ホームの標準のコンセントは白です。
客間ではあまりにも白のコンセントが浮いてしまうとのことで、
この部屋のコンセントだけは、黒に変更してもらいました。
キッチンのデザイン棚の照明を想定したコンセント?
もともと吊戸棚を想定していたキッチンのバックセット上のエリア。
検討の結果、グラフテクトで選択できる吊戸棚はやめたのですが、
この部分の別の活用方法を検討できておらず。
もし、デザイン棚にするのであれば、棚に照明を仕込ませて光らせてもかっこいいかと思っていたのですが、照明を入れたい場合は当然配線が必要です。
悩みに悩んだ結果、このエリアには照明を仕込むような棚を設置しない!と決めて、コンセント設置をやめました。
将来のアンプ収納庫を想定したコンセント
以前の記事で2階リビングにeco smartfireの設置を将来的に考えていることを記載しました。
↓ecosmartfireへの思いを書いた記事はこちら
ecosmartfireを設置する場合、設置を想定している壁をふかすことを想定しているのですが、
せっかくふかした壁をecosmartfireの設置だけに利用するともったいないかも?と思い、空いたスペースに趣味のギターのアンプを収納庫を作り、その収納庫に直接アンプのコンセントを接続してすぐにギター弾けたら最高だな・・・と妄想が広がり・・・
ということで、将来eco smartfireを検討している壁に、今のうちにコンセントを設置しておくことにしました。
いやはや、コンセント位置を必要十分に検討するのは難しいですね。
それでは。