【間取り】エントランスを広く見せたい!開放感の演出ポイント
今日もお疲れ様です。
都内勤務のサラリーマン、ヨージです。
前回に引き続き、海が見える家の1階間取り検討中。
本日は1階エントランス(≒玄関ホール)を考えます。
↓ヨージ家のスペック&間取り要望はこちら
1階は生活に必須の空間が凝縮
ヨージが現在検討中の海が見える家は、
2階の部屋はLDKのみにして、できるだけ広くする!と決めていたので、
風呂、洗面、寝室、子ども部屋、客間・・・
1階にはLDK以外のヨージ家の生活に必要な空間を
凝縮して盛り込む必要がありました。
そのため、当初平面図では
五角形の建物の形を活かした放射線状の部屋配置で、
どの部屋にも最短でアクセスできるよう廊下はできるだけ短く、
玄関もコンパクトな設計でした。
開放的なエントランスへの憧れ
効率的な生活導線の設計図に、
すごい!
と思う一方、
提案の時の3Dパースを見ていた時、
玄関を開けた時のファーストビューが 扉だらけ
だったことに、少し残念な気持ちがありました。
ただいまー!と玄関を開けて帰宅した時、
開放的のある空間が広がっていたら、気持ちいいだろうなー・・・
せっかくのコンパクトなエントランスが効率的な設計ポイントなのに!
元も子もなく本当に申し訳ないです・・・
とはいえ、予算の都合もあり、
全体の建物面積は広げられなかったので、
なんとか工夫できないか?考えました。
開放感を演出する検討ポイント
ヨージの間取りでは、検討ポイントは大きく3つありました。
【課題①】シューズボックス
ヨージは靴が好きでかなりの量を持っているため、
大きなシューズボックスは要望の1つでした。
しかし、平面図を見ていると、
この大きなシューズボックスが玄関ホールを狭く見せている
1つの要因に(泣)
あまり利用しない靴は倉庫でも用意して外に置いておく・・・等も考えましたが
いずれにせよ日常で1軍で利用している靴くらいはやはり玄関に靴を置く必要があり。
なんとかこのシューズボックスの存在を、
玄関ホールの中でスマートに見せられないか?を考える必要がありました。
【課題②】扉
玄関開けてすぐのところにたくさん扉があると
生活感が出すぎて、少し残念だと思っていました。
「生活感」は、家なんだから当たり前でしょ!
というのはその通りなんですが、
ヨージは家に都会の喧騒から逃れて帰ってきた後の休息を求めておりまして・・・
ちょっとしたホテルライク的な癒しの空間に憧れてます。
各部屋の扉の位置を
玄関開けた時のファーストビューの視界から外れるような場所にできないかな?
と考えていました。
もちろん、エントランスの開放感のために扉の位置を玄関から遠くしすぎると、
非常に使い勝手が悪いので、そのバランスも重要でした。
【課題③】階段
玄関扉を開けてすぐに階段があります。
部屋を効率的に配置することを優先して、階段はもっともコンパクトなU字型に。
それ自体に不満は全くなかったのですが、
普通の箱型階段がここにくると、圧迫感がある気がしました。
そこで考えたのが、スケルトン階段の採用。
しかし、スケルトン階段は箱型階段と比較して価格が高く、
妻の目線が痛い・・・
ただ、1のシューズボックスの検討と一緒に、
箱型階段に階段下収納を作って靴を入れてはどうか?等の検討もしましたが、
ヨージの理想とする開放感と靴の収納といった実用性を鑑みると、
かなりの作りこみが必要となりそうな予感で、
それはそれで価格はどうなんだ?というのが課題になりました。
ヨージ家のエントランスはこうなった
ヨージ夫妻の悩みを設計士さんに相談したところ、
次の打ち合わせにて出てきた間取り案がこちら。
以下の3つの対応をとることで、
エントランスが広く開放感を感じられる形になりました。
- もともと土間空間の中にあったシューズボックスを
寝室側へ凹ませた空間に移動。 - 客間と子ども部屋の扉を玄関から見える視界から外した位置に移動。
- 階段はスケルトン階段にして
エントランスとして感じられる空間を水色のエリア全体に拡大。
設計士さん・・・さすがプロです。ありがとうございます。
エントランスに光を取り込む
追加で
「玄関が明るくないと、靴はくときにちょっと・・・
という情報を(ネットで)聞いたんですけど・・・」
という妻の要望に
設計士さん
「せっかくスケルトン階段にしたので、階段のところに窓をとりましょう。
光が取り込めますよー!」
とサクッと対応いただきました。
明るい玄関は気持ちいいですよね!
なんだかんだで、玄関ホールも、こだわりの詰まった空間になりました。
それでは。